「またいっしょにあそぼうね!」星組と5年生の交流

幼稚園・星組(年長)の子どもたちと小学校5年生の交流が今年も鶴小で行われました。前日から準備をして待っていた5年生は小さな星組の子どもたちを緊張しながら迎えました。幼稚園から「たのしみ~」と笑いながら歩いてきた星組の子どもたちもペアの5年生との出会いの場面では緊張した顔でした。


5年生が準備した遊びのコーナーと読み聞かせ用の絵本。魚つり、ペットボトルボーリング、輪投げ、折り紙…いろんなコーナーをまわって一緒に遊びを楽しみました。はじめはお互いに緊張して固かった表情も時間がたつにつれ、少しずつほぐれていきました。

星組の子どもたちは5年生のお兄ちゃん、お姉ちゃんたちにたっぷりと遊んでもらったことが、とても楽しかったようです。ふだんは幼稚園の中で一番年上、頼られる存在の星組ですが、この日は5年生にたっぷりとあまえさせてもらっていました。

5年生にとっても5つ年下の星組の子どもたちを迎えいっしょに遊んだことは、とてもいい経験になりました。かがみこんで「つぎ、何して遊ぶ?」「作ってあげるね」「トイレ大丈夫?」とぎこちなさもありながら、ていねいに声をかけている5年生の姿が頼もしく感じられました。

終わりの会では代表の子どもたちが星組からは、たくさん出てきてくれました。「いっしょに遊んでくれてありがとう」「たくさん遊べて楽しかったよ」と話してくれました。帰りはお互いに手を振りながら笑顔で”さよなら”。「またいっしょにあそぼうね!」と6月に行う2回目の交流会を楽しみにすることができました。

異年齢の子ども同志が関わる取り組みは鶴幼でも鶴小でも大事な機会としてカリキュラムにも位置づいていますが、園・学校をこえる取り組みとなるとなかなか気軽に行えず、回数も限られます。それだけに子どもたちが楽しめたこと、次が楽しみになったこと、よかったなあと思います。どこかでペアの子に偶然、会えた時に「○○ちゃんだ!」と言って手を振って笑い合えたらいいなあと思います。

和光鶴川幼稚園 園長 大野裕一

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